DNET_LAN.EXEの説明
DNET_LAN.EXE (V2.1)
DNET_LAN.LZH (V2.1)


このアプリケーションはFANUCのFOCAS1/Ethernetを利用してDNC運転機能を実現させるプログラムです。

このプログラムでできること。
・加工データファイルをパソコンからNCへ転送します。
・NC内の加工データをパソコンへアップロードします。
・パソコン側でファイル名を指定したDNC運転をします。
・NC側でM198のプログラム呼び出し機能を使ったDNC運転をします。
・NC側で異常信号が10分間続けばメールを発信します。

DNET_LANを実行するのに必要なファイル
これらのファイルは同じフォルダになければなりません。
・DNET_LAN.EXE
  DNC運転を実現させるプログラム。
・SMTP.EXE
  メールを発信させるプログラム。
FWLIBE1.DLL とFWLIB32.DLL
  FANUCから提供されたNCとの通信をサポートするライ
ブラリ。
DNET_LAN.INI
  運転に必要な情報を記述したデータファイル。
DNET_LAN.ReadMe.txt  簡単な説明書。

) FWLIBE1.DLLとFWLIB32.DLLはFANUCから配布されているファイルです。

DNET_LAN.INIの設定内容の例を示します。実行される前に環境を合わせてください。
[POSITION]
LEFT   メイン画面の左位置
TOP   メイン画面の上位置
[MAIL]
メールサーバーのアドレス  利用中のインターネットプロ
バイダのメールサーバを指定してください。
POP3のポート番号  通常は110です。
SMTPのポート番号   通常は25です。
通知先のアドレス   作業者の携帯電話のメー
ルアドレスなどを設定して下さい。複数のメールアドレスを
設定するときはカンマ','で区切って下さい。
通知元のアドレス  プロバイダへ登録されてい
るメールアドレスを設定してください。
ユーザーアカウント  通常は通知元のアドレスと
同一です。
パスワード   プロバイダへ登録されてい
るパスワードを設定してください。

[名称]
作業フォルダ   アップ・ダウンロードデータが格納さ
れます。
DNCデータフォルダ 作業フォルダーは同一でも構いま
せんが、側でM198信号を立てたDNC運転を行うときはDNC
データフォルダにあるファイルを走査して該当するO番号の
加工データををNCへ転送します。
機械のIPアドレス   機械のIPアドレスを設定してくださ
い。
機械のポート番号  デフォルトの設定は8193です。
夜中や休日のDNC運転は作業者が家へ帰っています。パソコンはDNC加工データを転送しながら機械の異常信号をモニタし
ていますので、異常信号が10分間続けば、インターネットプロバイダへ接続して、作業者の携帯電話へ連絡します。
機械名を指定して、SMTP.EXE XXXとするとテスト通信が行えます。設定の確認に使ってください。
複数の機械を一台のパソコンで管理できます。このとき[XXX]の名称XXXを変えて機械を指定してください。プログラムを起動
するときは DNET_LAN.EXE XXX として機械毎にDNET_LAN.EXEを起動します。



複数のNC装置を管理するときは、機械毎にショートカットを作ると便利です。ショートカットの作成例を示します。

DNET_LAN.EXEを実行すると次の運転画面が表示されます。
・処理の内容   ダウンロードアップロードDNC運転, と次の項目を表示します。
 待機中 何も作業をしていないときの表示です。
 転送終了で待機 データの転送を終了して、NCの完了を待っている状態です。
 ファイル検索 DNC運転を開始するプログラム番号を検索中。

・フォルダ
実行するファイルが置かれているフォルダ名が表示されます。
・機械の状態 主な表示内容は次の通りです。
 MDIモード, テープ運転, メモリ運転, 編集モード, ティーチング,
 ハンドル運転, ジョグ運転, 通信異常, アラームあり。
メールを発すると赤の反転表示になります。

・ファイル名
実行中のファイル名が表示されます。

・データの表示  通信中のデータを表示します。

ただしDNET_LAN.INIの設定に問題があると検出すると次のエラーメッセージが表示されます。

メニューの説明
設定確認  設定確認画面を表示します。
最小化  プログラムをアイコン化します。
終了   NCへデータ転送中でないときにプログラムを終了させます。
中止      NCへのデータ転送を中止します。
ダウンロード   加工データをNCへ転送します。
アップロード  NCにある全加工データを指定されたファイルへ書き出します。
DNC運転  ファイル名を指定したDNC運転を実行します。

注) M198で指定するDNC運転は、他の加工データ転送中でないときに自動的
に開始します。

設定確認画面
DNET_LAN.INIに記述されている[名称]のセクショ
ン名で設定されいる内容を表示します。
最新の情報はホームページをご覧下さい。

ファイル名の設定
ダウンロード・アップロード・DNC運転を開始する前に対象とするファイル名の設定が必要です。
ファイル名   左下の枠内に選択されたファイル名が表示されます。
一覧  フォルダとドライブの変更ができます。
  ファイル名の設定を止めます。
実行  選択されたファイルで運転されます。

) アップロードデータを格納するファイル名はシステムが自動的に作成して、ファイル名の欄に表示されます。既存のファイルを選択すると、そのファイルに上書きされます。

フォルダの一覧
フォルダの選択  フォルダーの選択ができます。
ドライブの選択  ドライブの変更ができます。
  このウィンドウを閉じます。
選択  反転表示されているフォルダー名を選択します。

M198を使ったDNCプログラムの呼び出し。
DNET_LAN.EXEを使うと2通りのDNC運転が使えます。1つは従来と同じでプログラム番号を必要としないDNC運転
で、パソコンから1本の長い加工データがNCへ転送されます。
もう1つはM98のサブプログラム呼び出しと同じ要領のM198呼び出しのDNC運転が可能です。サブプログラムは
パソコンの中にあります。DNET_LAN.EXEはM198を使ったサブプログラム呼び出しに呼応して、加工データをNCへ転
送します。参考例を示します。
12536行目  M198P5212
 加工プログラムの中からO5212をダウンロードするようにパソコンへ要求します。

NC側のパラメータ設定。
CNCパラメータ 

M198サブプログラム呼び出しには以下のパラメータが関係します。詳しくはCNCパラメータ説明書を参
照して下さい。 
Series 15
0000#0 (設定の影響を受けます)
0020 = 6 (必ず設定します) 
Series 16/18/21/0, Power Mate
0000#0 (設定の影響を受けます)
0020 = 15 (必ず設定します) 

対応機種  15 16 18 21 POWER MATE
M(マシニング)
T(旋盤) ×
P(パンチプレス)  × × ×
L(レーザ)  × × × ×
Model D
Model H





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